未来食堂店主 小林せかいさんにインタビューをした!
ブログ開始記念としまして、今回は特別企画です。
各種メディアにもひっぱりだこ、あの未来食堂さんにお話をお伺いしてきました!
【未来食堂】
オープンから、斬新なシステムや仕組みが話題となり連日テレビや雑誌など各種メディアに取り上げられる。飲食関係のみならず、「新しいビジネスの形」としても注目され、店主の小林せかいさんは日経ウーマン・オブ・ザ・イヤーも受賞。ガイアの夜明け、カンブリア宮殿にも出演。
飲食関係者なら、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「未来食堂」という名前を。2015年にオープン。12席ながら開店3週間でランチ3回転(なんとワンオペ!)を達成。
そして現在、驚異のランチ7回転も記録。「まかない」という制度はあるものの、基本ワンオペです。さて、この未来食堂がどのようにしてオペレーションを行っているのかは、飲食店経営者であれば誰もが気になるところではないでしょうか。
〈未来食堂の秘密〉
未来食堂には、他にはないさまざまなシステムがあります。ここでの説明は概要だけにとどめますので、詳細を知りたい場合は各自お調べください。
あつらえ・・・その時ある食材から自分好みの一品を作ってくれる、おかずオーダーメードシステム。
まかない・・・お手伝いをすると1食無料になるシステム。自分で食べずに「ただめし券」として誰かに譲ることもできる。
ただめし・・・「まかない」をした誰かが置いていった、1食無料の権利「ただめし券」。これを使うことで、誰でも1食無料で食事をすることができる。
さしいれ・・・飲み物の持ち込みが自由であるかわりに、半分をお店に寄付する。
オペレーション効率システム・・・食器は重ねられるもの、人とぶつからない動線など。聞けば当たり前のことだが、それを実現するための仕組み作りは一筋縄ではいかない。
このように、未来食堂にはめずらしい仕組みがたくさんあります。その目新しさゆえにシステムをマネするお店も増えていますが、そのあたりを当の未来食堂はどう考えているのでしょうか。
今回インタビューを通じて、他では語られなかった店主の思いに触れることもできたので、順次紹介していきたいと思います。
〈注目されている「システム」〉
さまざまなメディアで取り上げられる未来食堂の内容は、「まかない」や「ただめし」などのめずらしいシステムについてです。
しかしその本質までが語られている記事はかなり少ないように思えます。今このブログをご覧のあなたが
(うちでも、儲かるシステムを取り入れたい!)
と思われているのであれば、ここにその答えはないことを先に明言しておきます。繁盛とは上っ面のシステムではなく、経営者の思いと努力がなせる業であることを理解して頂きたく思います。
店主のせかいさんは、2019年4月現在4冊の書籍を出版しており、その中ではなぜこのような仕組みが生まれたのかが詳細に記述してあるので、ぜひ参照ください。
●せかいさんの書籍●
【未来食堂ができるまで】
【ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由】
【やりたいことがある人は未来食堂に来てください 「始める」「続ける」「伝える」の最適解を導く方法】
【誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか ゆるいつながりで最強のチームをつくる】